事務事業評価の内容 令和6年 施策03 【学校教育】学校給食食育推進事業費

事務事業評価

学校給食食育推進事業費

今回も学校給食に関係する事業についてです。令和5年度開始の事業で、学校給食食育推進事業費です。この事業名に「推進」とついていることからも、残念ながら実際のところ、子供たちの食育教育には効果があるような事業内容ではないと感じました

自己管理能力を育ませる前に、自己反省しては?

事業目的には『生徒の自発的な活動を促すことにより、自らの健康に関心を持つ、栄養バランスを考えた食事の実践や食品の選択力を身につけるなど、将来に向けて食に関する自己管理能力を育むといった
望ましい食習慣の形成を図る。』といった一見素晴らしい内容がかかれています。

しかし実際の内容は、中学生たちへの献立コンクールの開催です。

事業費を見ても、そのコンクール向けの費用しか、書かれていません。

この事業の担当者 村田 和彦さんや許可した教育委員会事務局には、失礼ですが、子供たちに自己管理能力を育ませる前に、実施の業務能力について、深く自己反省をして頂きたいです

税金が余っているなら、せめて給食を豪華にしては

そして、この事業の目標指標は、『食に関する正しい理解と望ましい食習慣を意識するようになった生徒の割合』です。コンクールと何が関係あるんでしょうか?

素直に教員への講習会や、前回、前々回の給食関係事業費に、この事業費を回して、給食を豪華にしてあげたほうが、よっぽど食育に効果があると思います。

今後さらに費用を増額のが目的

そしてこの事業の費用です、入賞者等への報償費が、増額しているのがわかります。今後はこのコンクール参加者や商品を拡大して、さらに事業費を増額してやろうという意思が、丸見えです

そもそも、献立を自分たちで考えるような子供は、普段から家庭で、料理や、食事について、親と話ができたり、自分で料理をした経験がある子供でしょう。本来食育の対象としなければいけないのは、そのような経験の少ない・もしくは無い子供たちであるハズです。

それなのにこのようなコンクールを開催し、拡大しただけで、食育が進むと本気で考えたのでしょうか。

税金が余ったから、適当に事業費を使うために、思いついたとしか考えられません

このような事業を継続しても、決して子供たちへの、真の意味での食育には結びつかない。早く廃止すべきです。