PTA連合会等補助金
今回はPTA連合会等補助金です。昭和33年度からの事業で世間的には問題が多いといわれているPTAへの補助金交付事業です。あとでも記載しますが尼崎市の小学校ではPTA会費を徴収しているのですが、この補助金も市から支給されています。尼崎市PTA連合会のホームページには活動費用の決算報告書とうの掲示はありませんでした。補助金を受け取り会費を徴収している以上はその費用の内約は公開すべきとは思いますが、会員のみの公開なのかよくわかりませんでした。

尼崎市連合婦人会の公開情報はなし?
事業目的では尼崎市PTA連合会のほかにも尼崎市連合婦人会にも補助金を支給したとありましたが、尼崎市PTA連合会のホームページは存在しており、活動日程等も公開されておりましたが、『尼崎市連合婦人会』のほうはそういった情報はネットでは見当たりませんでした。Google検索では平成29年度の総会の開催のみ検索できましたが。あとPTA広報誌の発行事業とありますがもう紙の媒体でけでなく電子媒体を含めて対応してはどうかと思います、地域資源情報公開システム事業費で行っている内容のなかで十分対応可能と思います。

目標数値を設定できない?
この事業も目標値の設定は困難とのことで設定されていません。
PTA会員への参加率を調べる。
会員自身へのアンケート調査を実施する
などの補助金を支給している以上実態又は満足度調査ぐらいは市の責任で実施すべきではないでしょうか?いずれにしろ目的を明確に決められない事業をただ漠然と前例にならって継続しているとしか思えない印象です。

年間3000円のPTA会費を徴収して
この事業の費用ですがさきほども記載したとおり、年間34万円の補助金を支給しておりますが、職員への人件費のほうが高いですね。またこのPTA活動についてですが学社連携推進事業費であった地域学校協働活動推進員の活動で対応可能なのではと思ってしまいます。それとも保護者が参加することに意味があると考えるならば、この地域学校協働活動推進員への国からの補助金の使い道も再考すべきと思います。
その下は尼崎市上坂部小学校の資料からの切り抜きですが1世帯あたり月額250円の会費を集めているとのことです(令和6年度)。PTAの活動実態はここでは論じませんが会費や補助金を投入する以上はやはりその費用の内約は公開すべきとは思います。

