歴史博物館教育普及事業費
今回も博物館関連で歴史博物館教育普及事業費です。令和3年度からの事業ですが、内容としては歴史博物館展示事業費と同じですが、小学生向けの訪問学習や見学会・ボランティア活動を行うために別事業にしているようです。教育を普及とかいていながら本気で普及する気はない事業の内容です。

歴史に関心を持つように畑仕事をさせる
事業内容には特別講座や訪問学習・見学会を実施したとあり、教育目的っぽく見えますが、尼崎市のホームページをみると歴史体験ボランティアでは畑で綿花と尼いもの栽培をさせているようです。確かに紡績や昔ながらの農産物を作成することで歴史を感じられると考えたのでしょうが・・・・
役所に任せるとこうなりますね。


参加した学校は市外?市内?
この事業も指標設定が困難と言い訳が記載されており、事業で関係した学校名等の情報は市のホームページを確認してもわかりませんでした。ただそれでも自分たちでは目標に達成したと考えており、今後もこの事業は継続するとのことです。

ボランティア活動に保険
費用を見るとボランティア活動に保険をかけているのと、消耗品も市が負担をしているのがわかります。教育普及というなら尼崎市内の学校関係者や担当教員の方々を招待して、実施すべきだとは思います。少なくとも。この費用の内容を見るだけでも本当に普及する気がないことがわかる事業内容です。こんな事業に税金をかけるなら教員の方々の給与を上げるほうがまだマシです。


