事務事業評価の内容 令和6年 施策03 【学校教育】学校保健関係事業費

事務事業評価

学校保健関係事業費

今回は学校の保険関係の事業費です。昭和33年度開始の事業で、学校保健関係事業費です。この事業一見すると、児童生徒の健康増進のための事業と思いましたが、実態はただの調査費用であり、次回に投稿する予定の「児童生徒幼児健康診断事業費」が、その名にふさわしい事業と思います。

想像ですが、この「児童生徒幼児健康診断事業費」が大きくなり過ぎたので、別の事業費として作成した?のではないかと思います。

健康増進で、学校教育を円滑にする?

まず、事業の目的に書かれていることからして意味不明です。

「中略~健康の保持増進を図り、学校教育の円滑な実施を目指す」

生徒が健康なのはいいことですが、実施内容を見ると、専門医の講演や生徒には関係ない研究発表、健康診断記録の配布、調査研究委託です。

生徒・児童が実施に関係した実施内容は、専門医の講演のみです。

研究成果や健康診断記録の改善報告は?

事業の目標指標では、これも意味不明の専門医の講演回数です。

実施内容にあった、研究の成果や調査結果の発表や、講演を受けた生徒児童の出席日数の改善状況等の
健康の保持増進につながったような目標指標ではありません。

増加する報償費

そしてこの事業でもじわじわと報償費が増加しています。

恐らく実施内容にあった研究発表者や、講演を担当した専門医の為の報償費でしょう。
もしそうであれば先ほど書いた、研究の成果や調査結果の発表や、講演を受けた生徒児童の出席日数の改善状況等の直接健康の保持増進につながった目標指標にすべきです。

次の「児童生徒幼児健康診断事業費」でも指摘しようと思いますが、無意味な事業評価の内容にしておいて、ただただ税金を投入することはやめるべきです。