事務事業評価の内容 令和6年 施策04【子ども・子育て支援】地域型保育事業従事者研修等事業費

事務事業評価

地域型保育事業従事者研修等事業費

地域型保育事業従事者研修等事業費は平成26年度から開始された事業です。文字どおり、尼崎市内で保育事業を行っている事業所に対して、その事業従事者への研修を行う事業です。

開始当初は「地域型保育事業従事者研修事業費」の名称で行われており、現在は研修等の「等」が追加されたことで、巡回支援と称して、各事業所に定期的に巡回を行うことも追加されています

これも民需圧迫の事業であり、本来であれば個々の保育事業を行う事業者は、提供するサービスによって、消費者(ここでは保育利用者)からの評価を受け、それによって淘汰・改善・成長を行っていくものですが、この事業によって事業者側は、ある意味で行政からの「お墨付き」を頂くことになり、自身での改善・成長を行う機会や意思を削がれてしまいます。




最初は研修だけだった

この事業は、開始当初は文字どおり「研修」のみを行う事業でしたが、今では、巡回支援と称して各保育事業所へ「助言」を行う為に所員が出向いており、その対象には令和2年度からは、認可外保育施設も対象にしているとあります。

認可外と言いながら、口はだす、研修と言いながら、巡回支援も行う。

順調に事業を拡大していっているのが、理解できます。それで肝心の事業所が提供するサービスの質と、数は確保できたのでしょうか?出生数は改善できたのでしょうか?

残念ながら、まったく効果はなかったことは、今までの投稿をご連頂いた方や、少し社会ニュースを聞かれた方には理解頂けると思います。

下記は平成27年度事務事業評価シートからの抜粋

 開始された当初は、研修体制の整備とあり、保育事業の従事者への研修を目的にしていた。

巡回するのが目的?

事業成果を見ると、この事業が如何に無駄な事業かがわかります。

先ほどの事業目的には「保育事業者の質向上」とうたいながら、事業成果にある目標指標には「巡回支援数」を掲げています。

きっと尼崎市の学校では、テストの点数やその得点数の内容ではなく、テストを受けたこと数で、成績評価に使うのでしょう。すごく前衛的で画期的な評価方法ですね(笑)~~

そんな訳ありません。

これは巡回支援をしてやったらから、事業者は保育の質を当然向上させるだろうという、行政の無知と傲慢さ、そして何より保育事業を自分たちで管理・統制しておきながら、あとは現場の事業者任せといいう、無責任さを表したものです。

ここには、保育の質向上によって、子育て支援を行うという真の目的への理解も、出生数の改善を行うという意思も、なにより自らの行政に責任を持つという誇りや気概もありません。

まあ、もとからそんなものを期待してはいませんが・・・・

順調に事業費

事業費を見ると、当初の「研修」から「巡回支援」が追加されたことで、平成27年度の1.5倍以上の増額がされています。

これで「子育て支援」につながっているのであれば、救いがありますが、当然そんな効果はありません。出生数を見れば、それは明らかです。

尼崎市 人口動態 令和6年度

こんなことに血税を使わず、子育て減税を導入して、家庭にお金を還元する

保育事業者には、民間の評価機関や、何よりサービス利用者の評価を公開する(Googleの口コミ等の活用を行う)こと。税制優遇措置によって、事業者自らが、保育サービスの改善・向上を行う環境を整備すること。これらを進めていくべきです。

行政は民間の邪魔をしない、「税金を取らないことが、一番の福祉」です。

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下記は平成27年度事務事業評価シートからの抜粋

順調?に事業費全体と交付金は増額されている